こんにちは、高柳です。
私は36歳のときに緑内障と診断されました。
そのとき一番不安だったのは、進行が早くて、失明してしまうのではないかということです。
仕事は続けられるのか。
今までと同じように生活できるのか。
先のことを考えると、本当に不安でした。
そして、先生に聞けずに帰ったこともあります。
「日常生活で、何をやってOKで、何をやらないほうがいいのか?」
今回は、当時の自分が知りたかったことをもとに、次の診察で使える質問をまとめてみました。
私が実際に聞いて、先生から答えをもらった内容ではありません。
「今なら、こう聞きたい」という質問です。
全部聞こうとしなくても大丈夫です。
まずは、自分が一番気になっていることを一つ選んでもらえればと思います。
① 自分はどのタイプの緑内障なのか
「私はどのタイプの緑内障ですか?」
最初に確認したいのは、自分の緑内障のタイプです。
緑内障と一口に言っても種類があり、タイプによって治療方針や注意することが違います。
ネットで見つけた話が、そのまま自分にも当てはまるとは限らないんですよね。
私も、不安を解消するために、緑内障について詳しく知りたいと思いました。
ただ、これから情報を探す方には、まず自分の病名を確認するところから始めてほしいと思います。
聞いた病名をメモしておけば、あとで調べるときにも役立ちます。
聞き慣れない言葉なら、無理に一度で覚えようとせず、
「その名前をメモしたいので、もう一度教えてください」
と聞いてもいいと思います。
② 右目と左目は、今どのような状態なのか
「右目と左目は、それぞれ今どのような状態ですか? 検査結果を見ながら教えてください」
次に知りたいのは、今の自分の目の状態です。
検査結果の紙を見ても、数字や図だけでは分かりにくいことがあると思います。
そんなときは、分からない部分をそのまま聞いてみる。
「この図のどの部分を見ればいいですか?」
「右目と左目で、違いはありますか?」
こんな聞き方なら、何が分からないのかを伝えやすそうです。
緑内障は、眼圧の数字だけで判断する病気ではありません。
視神経の状態や視野検査の結果なども合わせて確認します。
私の場合、以前は眼圧が下がると安心して、少し上がると不安になっていました。
数字に気持ちが左右されていたんですよね。
だから今なら、眼圧だけでなく、検査全体から何が分かるのかも聞いておきたいです。
③ 進行の早さは、今の段階で分かるのか
「進行の早さは、今の段階で分かりますか? まだ分からない場合、どんな検査で確認していきますか?」
これは、当時の私が一番不安だったことにつながる質問です。
今どのくらい視野が欠けているかと、これからどのくらいの早さで進むかは、別に確認する必要があります。
進行の早さは、最初の診察や1回の検査だけでは判断できないこともあります。
視野などの検査を繰り返して、前の結果と比べていくことが大切なんですね。
視野検査は、初めのうちは慣れていないことが結果に影響する場合もあるそうです。
一度の結果だけで、自分で先のことまで決めつけないようにしたいです。
先生に聞くなら、
「今分かっていることと、これから確認することを教えてください」
という聞き方もできそうです。
まだ判断できないことがあったら、その場で将来の答えを全部出してもらおうとしなくてもいい。
次に何を調べるのかを確認できれば、それも大事なことだと思います。
④ 治療の目標と、次の診察・検査はどうなるのか
「私の治療の目標は何ですか? 目標にする眼圧と、次の診察・検査の時期を教えてください」
緑内障の治療は、進行を抑えたり遅らせたりすることを目指して行います。
目標とする眼圧や検査の間隔は、目の状態などに合わせて決められます。
だから、ほかの人の眼圧や通院回数と比べるより、自分の場合はどうなのかを確認したいところです。
「次の検査では、何を確認する予定ですか?」
ここまで聞けると、次の通院で何をするのかも分かりやすくなると思います。
点眼について困っていることがあれば、それも一緒に伝えていいんですよね。
例えば、うまく目に入らない、仕事の時間と重なって続けにくい、使い方が分からないなど。
自己判断で薬をやめたり変えたりする前に、主治医や薬剤師さんに相談する。
治療を続けるために困っていることも、診察で話していい内容だと思います。
⑤ 普段の生活で、何に気をつければいいのか
「仕事、パソコン、運動、入浴など、私の普段の生活で気をつけることはありますか?」
私が当時聞けなかった、生活のことです。
「気をつけることはありますか?」だけだと、自分が気になっている場面が先生に伝わらないかもしれません。
私の場合、仕事でパソコンを使う時間が長いので、そこは具体的に聞きたいところです。
「仕事でパソコンを長時間使います。私の目の状態で、気をつけることはありますか?」
運動なら、どんな運動を、どのくらいの時間やっているのか。
入浴なら、普段どんな入り方をしていて、何が気になっているのか。
そこまで一緒に伝えると、先生も答えやすいと思います。
例えば、散歩を続けたい方なら、
「普段は30分くらい歩いています。このまま続けてよいですか?」
という聞き方もできそうです。
これは質問の例で、私自身の運動時間や、誰にでもよい時間の目安ではありません。
仕事や趣味で続けたいことも、遠慮せず伝えてみてください。
注意が必要と言われたら、何に気をつけるのか、どのように変えればよいのかも聞いておくと、生活に取り入れやすくなります。
この記事では、皆さんに一律に「これはOK」「これはダメ」とは言えません。
自分の緑内障のタイプや治療に合わせて、主治医に確認してもらえればと思います。
診察前の準備と、先生の答えの残し方
ここまで5つの質問を挙げましたが、全部を覚えて診察室に入る必要はありません。
スマホや紙に、気になった質問だけ書いておく。
その中で一番聞きたいものに印をつける。
生活の相談なら、普段やっていることも一言添える。
点眼の相談なら、お薬手帳などで薬の名前を確認できるようにしておく。
質問の下には、答えを書ける空欄があると便利そうです。
文章を全部書き取るより、次の3つに分けて短く残すと整理しやすいと思います。
・今の状態について分かったこと
・次の診察までに自分が気をつけること
・次の診察や検査で確認すること
聞き取れなかった言葉は、その場で聞き直してもいいと思います。
「つまり、次の受診までは○○ということで合っていますか?」
と、自分の言葉で確認する方法もあります。
帰ってから迷わないように、次回の予定も一緒に残しておきたいですね。
聞けなかったことは、次の診察で聞いていい
診断された日に、全部聞けなくてもいいと思います。
私も、生活のことで聞けなかったことがありましたから。
「進行が早くて、失明してしまうのではないかと不安です」
そんな気持ちも、普段の言葉で伝えていいんですよね。
不安がすぐになくなるわけではなくても、次に何を確認すればよいかは整理できます。
まずは、一番聞きたいことを一つメモする。
次の診察で、それを先生に聞いてみてください。
※急な見えにくさや強い目の痛みがあるときは、次の予約日を待たず、すぐに眼科へ連絡してください。

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